あじさい公園・小平市

 三百万輪を誇る下田公園の紫陽花を、一度は見て回りたいと計画していたが、天候が思わしくなく泣く泣く断念。ただ、梅雨と言ったらその象徴は紫陽花なので、どうしてもカメラに収めようと、小平にある“あじさい公園”へ行ってみた。

 六月十四日(水)。開花の状態はちょうど真っ盛り。様々な種類の紫陽花が所狭しと咲き誇っている様は、見事の一言。

 周囲へ目をやれば、デジイチを三脚へ固定し、しっかりと構図を組み立てているご主人や、背景を紫陽花にポーズをとる彼女へ、満面の笑顔でレンズを向ける彼氏、そして止まらぬお喋りの合間に、スマホを紫陽花へ向けている仲良し風主婦三人組等々、あじさい公園はなかなか賑やかで熱い。

 撮影機材はα6000+SEL55210/E 55-210mm F4.5-6.3 OSS。究極のコンパクト且つハイバランスの組み合わせである。しかもこのSEL55210、ソニーストア価格で税込36,960 円と珍しいほどの廉価にもかかわらず、その写りは素晴らしい。

 まず、望遠撮影をこれほどのコンパクト機材でこなしてしまうことが驚きだ。手振れ補正もしっかり効くので、安心して被写体を狙える。この日はリズムに乗って68枚を収めた。

 いずれにしても、APS-Cの高性能化は本当にありがたいこと。特に被写体を選ばず、いろいろなSituationで撮影を楽しむアマチュアカメラマンにとって、APS-Cのもたらすコンパクト化は何よりの恩恵ではないだろうか。


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