突然起きたD100の不調。
旅行から戻った後も、何度か作動チェックを行っているが、不思議と問題は出てこない。しかし機械は自然治癒しないので、修理若しくは次のメイン機を調達しなければならなくなる。
写真撮影を最大の趣味として定着させてくれたのは、紛れもなくD100のおかげだ。一眼レフカメラとデジタル技術との融合は、想像を超えた自由度と楽しさを生みだし、撮影の形を急速によりアクティブなものへと成長させた。
誰でもいつでもリーズナブルには、D100がもたらした最初のインパクトであり、この頼もしいカメラが相棒となって様々な撮影にトライできたわけだ。しかしそれから13年の月日が流れ、さすがのD100も老体となったようだ。
一時代が終わったような、何とも寂しい気分である。