頭を抱える事態 その4

緊急事態宣言の期日がひと月ほど延長され、全体像としては長丁場となるようだが、これは殆どの国民が予想していたことだろう。しかし分かってはいても、この状況が延々と続くと思うと、正直げんなりである。
人間は抑圧されると必ず反動が起こるもので、外出自粛と抑え込まれれば、どこでもいいからとにかく出掛けたくなるし、他県への越境はひかえるようにと釘を刺されれば、丑三つ時を狙ってでも遠出したくなるのだ。

あ~~、八重山の青い海を見たい!

2005年の10月。初めてトライした一人旅の行き先は、沖縄本島から飛行機で更に一時間ほどの八重山諸島だった。
石垣島にホテルをとった翌日に、離島へ足を延ばそうと石垣港へ行ってみると、多数の船が停泊する港なのに、その海水の透明度の高さに度肝を抜かれた。
その翌日にはレンタカーで石垣島を一周。ホテルを出てR79をひた走り、最初に海が見えた瞬間、反射的に車を路肩に寄せた。
無数の魚が泳ぐ美しい河口から海を臨めば、その先には岬がせり出し、抜けるような青空には白い雲が幸せそうに浮かんでいた。
ついつい見とれてしまい、これこそが“絵画のような景色”だろうと納得してしまった。


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