今年もモッコウバラ

「肉が食べたいな」
「じゃ、武蔵関いくか」
 武蔵関とは、青梅街道沿いのステーキハウス『バッファロー』のことである。ここの目玉はなんと言ってもステーキランチ。ずばり日本人の好みに合わせて、ご飯を美味しく食べさせるステーキに仕立てているのだ。このブログで何度か紹介しているが、まったく飽くことがない味である。しかも、ステーキ、ライス、サラダ、コーヒーで1,200円は実にリーズナブル。高くてうまいは当たり前。安くておいしいから納得するしリピートもする。
 昔は飲食業界に身をおいていたので、客を長い間リピーターとして定着させることの難しさは痛いほどよくわかる。
 さて現実問題、味だけで客の心をつかめるかと問われれば、それは無理。やはりCP、つまり大きなお値打ち感を覚えさせないと、人は二度と振り向かない。次に肝心なのは接客対応。どんなにすばらしい料理でも店員のぞんざいな態度が鼻につけば、うまいもへったくれもありゃしない。そう、二度と来なくなる。


 我が家のモッコウバラが見事に咲きだした。これから毎日開花が進み、数日後には門の脇が黄一色となる。私は桜以上にモッコウバラの開花に春の訪れを感じてしまう。以前は不思議と二年に一度しか開花しなかったが、女房の手入れによって数年前から毎年盛大に開花するようになった。こんなこともあってか、とても愛しいのだ。

バッファロー


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