還暦はあっと言う間にやってきた。
この先、心身共々充実したコンディションで活動できる日々は一体どれほど残されているのだろう。テントを担いで山へ入り、赴くままに写真を撮りまくるなんて芸当は、どう考えても70歳辺りが限界だ。だとすれば10年もしないうちに隠居生活へ突入ってことになる。
想像するだけで震えがくるやら、慌てるやら。
貯えもわずか、退職金も望めず、はたまた年金だけでは食うだけでいっぱいいっぱい。しかもプライベートには多くの難題を抱えており、現実は体調うんぬんの前に金銭面等々で躓く可能性が大きい。
しかし、ただ指をくわえて人生の終焉を待つのでは余りにも芸がないし、何といっても一度しかない人生だから少しでも楽しく有意義に過ごさなければ勿体ない。
解決策は?!
■金は天下の回り物
今の仕事を何とか拡大できれば、少々の蓄えも見えてくるが、現状は“人・物・金”の金で行き詰り、ビジネス存続自体が危ぶまれている。よって今年の夏までには是が非でも筋道を作り上げ、全力投球できる環境を持たなければならない。
食うにも遊ぶにも金が要るのだ!
順序が逆になってしまったが、やはり一番に考える必要があるのは健康だろう。
■体あっての物種
病気になったら即アウト。当然仕事も遊びもできやしない。
体調管理の主軸は適度な運動と腸の健康だ。特に自転車通勤は確実に抵抗力向上に繋がったと思っている。初めてかれこれ10年になるが、年間の出社日数から雨天日を除くと大凡230日程となり、職場の往復16kmで計算すれば、通勤だけで年間3,500kmも走っていることになる。片道の所要時間は30分弱。夏場などは恐ろしく汗をかくし、天文台通りの坂では大腿筋へ対して適度な刺激を与えられる。
実感できる変化は風邪をひきにくくなったこと。昔は一冬に1~2度は寝込む程の風邪をひいたものだが、自転車通勤を始めてから“じょういち病院”に世話になったのは恐らく3~4回だろう。
じょういち病院は家族全員がお世話になっている言わばホームドクターで、風邪をひいた際には必ず診てもらう。
もう一つのメリットは、山歩きの準備運動になっていること。山へ頻繁に行くようになったのは、自転車通勤を始めた直後の頃で、その想像を超えたハードさから翌日の筋肉痛は毎度のことだった。バイク通勤と殆ど座ったままの毎日から、いきなり山へ入ったならば、更に酷い思いをしたであろう。
もちろん健康は大きな産物だが、天気のいい日にペダルを漕ぐ快感はなかなか他では味わえない。自転車通勤をしてみようかとお考えの方、 是非トライして下さい。
一方、腸の健康管理は、これまで3年間、自分の体を題材に何度となくトライ&エラーを繰り返してきた。
ポイントは乳酸菌摂取による腸内環境の改善だ。このブログにも何度となく書いてきたが、過敏性鼻炎を少しでも緩和したい一心でスタートした。
ビオフェルミンから始まって現在はアレルケアに落ち着き、とどめとしてオリゴ糖と昼食時に摂る明治のR-1が効果を増幅しているようだ。
結果は明白。既に2年間、吉祥寺の耳鼻咽喉科・小野医院へは行ってない。
便通は理想的と言っていいほど改善され、いかに腸の健全化が重要なものか身をもって体験できたのだ。
さっ、ジジイになっても動き回るぞ!!