胃腸を労わろう

あれだけ不安定だった腹の具合が、ここ数日間で急速に回復してきた。
先日行った一週間の断酒が効いたとは思うが、意外や直後はそれほど調子が戻った感じはなく、すべてが酒のせいではなかったのかもしれない。
尤も、長く続いた酒の飲み過ぎが、少しずつ腸への負担として蓄積し、相当なレベルで荒れ渡ったことは確かだろう。
断酒の期間が適度だったかは微妙なところだが、休肝日のないこれまでの日々を考えれば、この一週間は腸にとって相当なリフレッシュ期間になったことは間違いない。但、酒が入らないとどうしてもイライラが募り、崩れた精神バランスが腸に悪影響を及ぼしていた面もあったと思う。何故なら、再び晩酌を開始して二日ほど経つと、便の硬さや太さに回復傾向が見られ始め、久々に覚えるメリメリっと肛門を通過する感触に至っては、その逞しさに思わずにんまりしたほどだ。
やはり胃腸の調子がいいと、何事にも前向きになれる。

今回の騒動で何となく見えてきたことがある。
それは、<胃腸は定期的に労わらなければならない>ということ。
方法は今回の断酒も一方だが、酒好きには苦悶の毎日に陥るので、やはり週一回ほどの休肝日を設けるのが継続し易い。
また、ネットで調べると、“プチ断食”なる方法もそこそこの効果があるようだ。
丸一日水だけで過ごすシンプルな方法だが、人によってはこれだけでかなり調子が戻るようだ。やはり一日だけでも胃腸をすっからかんにすれば、リセットをしたようなすっきりした気分になれ、精神的な面からも回復効果が見込めるのだろう。

一度試してみる価値はありそうだ。


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