デニーズOld Boy’s 西伊豆一泊旅行

「一回ぐらいさ、温泉でも浸かって一泊でやりたいよな」
 定例の飲み会で、ふとYOさんが呟いた。
「伊豆だったらけっこう詳しいから、計画立ててみるか」
 てなことで、いつものメンバーは十月一日~二日の一泊二日で、伊豆を堪能してきた。

浄蓮の滝にて

 集合場所は三鷹北口のニッポンレンタカー。おまかせで用意されていたのは、トヨタのヤリス。でっかい大人が四人も乗りこんで、排気量1000ccは果たして走るのかと、やや懐疑的だったが、そこはトヨタ車、最後の最後まで頑張って走ってくれた。ただ、加速に関しては、一般道、山道、高速それぞれ十分とは言い難く、キックダウンのタイミングも早くて、ややストレスが溜まった。
 東名を裾野で降りて、デニーズ三島北店でランチ。なんと女性スタッフがメンバーのIさんと面識があり、話が盛り上がる。私より数段若く、しかも定年まで働いていた彼なら、まだまだ既存店に知り合いが残っているのだろう。

 雲行の悪さに回復の兆しは見えず、スタートから延々と小雨が降り注いでいたが、ここまで来たら観光だよ!と、天城は“浄蓮の滝”へ行ってみた。数日前から腰痛が酷く、急で二百段もある長い階段は、さすがに応えた。
「すごいな~、でかい滝だね」
「おれ、ここって初めてだよ」
 それでもメンバーの反応はまんざらでもなく、ホッとする。
「しかしこの階段、シンドイな…」
 みんなの息が上がっている。
 途中、東名で事故渋滞に巻き込まれ、一時間以上のロスタイムがあったので、この後は婆娑羅峠経由で宿へ直行した。

  今宵の宿は、昨年末の年末撮影会で利用した、宇久須の【漁火の宿 大和丸】。
 料理とコスパの良さでは群を抜き、一発でファンになったところだ。
「温泉、料理、ぜぇ~んぶ最高!」
「静かなところがいいよね~」
「なんてったって、目の前が海ってのは癒されるな」
 部屋に戻ってからもおしゃべりと酒は進み、結局床に就いたのは午後十一時を回っていた。

宇久須港にて

 翌日は奥石廊のユウスゲ公園まで足を進め、大海原を眺めた。あいにく富士山は雲に隠れていたが、南伊豆の海岸線と、遠くにかすむ伊豆七島の島影は、日常にはない胸のすく眺め。
「こりゃ絶景だ!」

ユウスゲ公園にて

 下田を経由して天城を上り返し、修善寺からは縦貫道に乗って一気に沼津へ。ラッキーなことに沼津港の無料駐車場に空きがあり、車を置くと、人気海鮮店“丸天”でランチにした。昔の暗くてごみごみした感じもよかったが、今は明るく、テーブルも余裕ある配置で、ゆっく落ち着いて食事を楽しめた。注文した天丼は、タレにやや甘みが足りなかったが、イキのいい素材で美味しくいただけた。

 あっという間の二日間であったが、やはり一泊という旅程は、親睦を深めるにはいい仕事をする。
 大変おつかれさまでした。


「デニーズOld Boy’s 西伊豆一泊旅行」への2件のフィードバック

  1. デニーズOLD BOY’S ! だいぶ昔の仕事仲間だと思いますが、このようなお付き合いができる関係なんて、とても羨ましいです!最近の仕事場では、よく精神疾患の話を聞きますが、こんな同僚がいればきっと、病気になることもないのでしょう。

    1. コメントをいただきありがとうございます。
      そうですね~、四十数年前の職場の仲間になります。
      皆さんデニーズを退職してからも、第二の人生を頑張っている根の明るい高齢者?達です。
      やはり同じ釜の飯を食ってきた仲間ってのはいいもので、
      当時の辛いことや嬉しかったことなど、互いに手に取るようにわかるものです。
      二カ月に一度の飲み会が楽しみでなりません☆

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