
クソ暑い夏に我慢ができなくなったら、いせやに行って店員さんに「生!」と言ってみよう。寛ぎタイムの始まりだ。
ジューシーな焼き鳥と熱々の餃子を心行くまで味わったら、すかさず冷たいビールで流し込もう。瞬く間に極楽へ到着だ。気がつくと汗は引いている。
昨今の猛暑はあまりに凄まじく、外出そのものを躊躇する。でも、友人たちとの飲み会となれば話は別。
「行ってくるね」
「はぁ~い、帰りは」
「そんな遅くない」
八月二十六日(火)。東京駅での車両点検で、中央線は十分以上の遅れ。いつものこととは言え、午後の暑い頃にホームで立ちんぼはうんざりだ。
八王子の南口に降り立ったが、負けずに暑い。
「ひさしぶり」
「Yさん、まだなんです」
「ああ、電車遅れてるからね」
喉のカラカラがピークに達していた三人は、
「とりあえずビールたのんじゃおうよ」
と、フライング。

「ひえぇぇ~~うめぇぇ~~」
看板メニューの肉豆腐が甘じょっぱくてビールによくあう。
「つまみは適当にたのんでます」
メンバー最年少のIさんは、いつも幹事役を買って出てくれる。スマホにメニューをインプットする目線が真剣そのもの。それにしても注文はスマホ、料理を運ぶのはロボットってのは、なんだかね…
「どうも~、ごめんなさい」
Yさん到着である。
ずらりと並んだ料理を前に、二度目の乾杯。

「おつかれさぁ~~ん」
すでに酷暑など、うわのそら。














































