花見シーズン真っ盛り

2026-3-28 16:55 西久保公園

 春の兆し。空気に温もりを感じるようになり、気持ちが躍り出す。
 三月半ばまでは花粉症が辛く、野山へでかける元気は湧かなかった。それでも桜の季節が近づいてくるにつれ症状は和らぎ、アクティブになろうとしている自分がいた。春、夏、秋と、例年以上にカメラと共に行動半径を広めようと画策中である。

 二十七日(金)はバンドの練習があった。スタジオはいつも吉祥寺のスタジオペンタを使っている。春休みに入っているので、受付は若い子たちでごったがえしていたが、女の子がとても目立った。昔はせいぜいボーカルかキーボードくらいだったが、エレキギターやベースのケースを背負った女子が次から次へとエレベーターから吐き出されてくる。
「五階の502になります」
 三階から五階までが練習スタジオになっているが、五階を使ったのは恐らく初めて。それほど利用者が多いということだ。
 練習が終わって後片付けをしていると、
「うちの女房が吉祥寺に来ているんで、このあと予定がなければ昼飯でもどお?」
 ギターのYだ。今日は脚の調子が悪く、奥さんが車で迎えに来ているとのこと。
「奥さんと会うのは杉並店以来かな」
 Yはギャルソンの元同僚で、BUELLのメカニックをやっていた。
 昼食メンバーは、Y夫婦、ドラムのMちゃん、そして私の四名。

 花見シーズン真っ盛りの吉祥寺の町は、どこもかしこも人でごったがえししている。時刻も昼過ぎだったので、飲食店を見つけるのは容易でない。目抜き通りは避けて一本西の二条通りに入ると、角の二階にあった中華料理店【China Dining 麗】に空き席を見つけた。
「ランチがあるのね」
 四種類のランチコースがあり、2,000円から2,200円とまあまあお手頃。三人は共に“国産特製黒酢酢豚”、私はおすすめと記してあった“しっとり蒸しのよだれ鶏”を注文する。まもなくすると前菜が運ばれてきて、横長のプレートには、トマト甘露煮、ザーサイ、テリーヌ、中身餃子の揚げ物、平面のサラダが並び、どれもおしゃれで味もGoo。次は三種の小籠包。熱々のスープが飛び出し、火傷に注意。さらに熱々だったのが薬膳スープ。体に染み入る。お待ちかねのメインは蒸し鶏と五穀米のご飯。蒸し鶏は山椒が効いていて、痺れる辛味が残る。そしてデザートに杏仁豆腐と胡麻饅頭。これで税込2,000円は、文句なしに安い。


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