今回はSONYのαのみでトライした。そこそこの距離があるアップダウンを歩くので、装備を少しでも軽くしたかったからだ。それに今どきのAPS-Cは文句が出ないほどの性能を備えているから、無理してヘビー級になる<ニコンD600+シグマ24-105mm F4 DG OS HSM> の組み合わせを持ち出す必要もないわけだ。しかも今回は気づきが一つあった。一般的にカメラを三脚へ乗せたときは手振れ補正をOFFにする。なぜなら誤作動する場合があるからだ。ただ今回のような強風下の撮影では三脚を使っても完全な固定は到底無理なので、その対策としてタブーを破り、手振れ補正をONにしたまま撮ってみたのだ。するとどうだ、結果は二十枚撮って明らかに手振れと思われるのは一枚だけ。戸張が落ち始めシャッタースピードが1/4秒になったときは厳しいかなと思ったが、すべて取り越し苦労になったわけだ。αの特徴?かは定かでないが、ひとつの撮影チップスであることは間違いないだろう。