三年ぶりの刈寄山

 この頃、腹がへってしようがない。
 まあ、腹がへるってことは消化器官の調子がいいってことだろうから、大いにウェルカムではある。同じ食事をとるにも、腹がへっていれば美味さは倍増、三度々々が楽しみになるし、健康も同時に実感できるから得した気分にもなる。私は体質的にいくら食べても太らないので、リミッターは外し気味。しっぺ返しは間違いなく来るだろうから、腹八分はなんとか守りたいところだ。
 ふと思った。山でおにぎり食ったらさぞかし美味いだろ~な~、、、と。

 一月二十九日(水)。てなことで、二年半ぶりになる刈寄山を歩いてきた。
 あきる野市にある刈寄山は自宅から最も近い“ちゃんとした山”で、登山を始めたころは山慣れの目的で頻繁に通い、駐車場のある今熊神社遥拝殿から刈寄山までのピストンを飽きもせずに繰り返したものだ。ただ、大月市・秀麗富嶽十二景をめぐり始めてからは“初の山”探しに夢中になり、気がつけばこんなにも長い期間のご無沙汰となっていた。

 曙橋通りのセブンで、牛肉にぎり、鮭にぎり、コロッケパンを仕込む。自宅からもカップのキノコクリームパスタ、バランスパワースナックを持参した。
 スタートしてすぐにバランスパワーを完食。刈寄山の頂上に到着すると、湯を沸かしつつおにぎり二つをハイペースで食し、カップに湯を注げば、三分待つ間にコロッケパンをいただいた。熱々のクリームパスタを完食するとさすがにげっぷが出たが、食後の一服としてミルクと砂糖のたっぷり入ったコーヒーを景色を愛でながら楽しんだ。
 山を歩き、食事を美味しくいただけ、心の底からごちそうさんでござんす。


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