街中撮影

 花粉を避けるため、引きこもりな毎日が続いている。そんなことで読書量の増加が半端ではない。現役時代と比べればおおよそ倍だ。好きな読書なので不満があるわけではないが、この頃では物語世界への没入傾向が著しく、今が現実か否か一瞬わからなくなることさえある。やはり適度に屋外へ出て新鮮な空気を吸い込まないと、前頭葉の働きが鈍くなるのだろう。

 今日はちょっとした用事があって立川まで行ってきた。駅周辺は一昔前の面影が微塵も感じられないほど大きな変貌を遂げている。特に北改札をぬけて、ヤマダ電機前の広場に立つと顕著に感じる。ビルの合間にモノレールが走ることにより、幾何学的な美しさが加味されたように思う。せっかく外出したので、暫し駅前で撮影を行うことにした。出かける際はたいがいカメラは持参している。
 久々の街中撮影は新鮮で、ファインダーを覗いているだけで次から次へとイマジネーションが湧いてきた。一時間弱はあっという間だった。


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