腎機能が

項目基準値単位今回判定前回
脂質代謝総コレステロール140~199mg/dl226225
HDLコレステロール40~119mg/dl7167
LDLコレステロール60~119mg/dl132133
中性脂肪30~149mg/dl115103
糖代謝空腹時血糖60~99mg/dl101B109
腎機能クレアチニン1.00以下mg/dl1.01.0
e G F R60.0以上59.2
尿酸2.1~7.0mg/dl5.05.0
血圧収縮期129以下mmHg133133
拡張期84以下mmHg8586

一年はあっという間である。
上記は10月30日(水)に行った、恒例の健康診断の結果だ。
今回は初めて腎機能にアラームが出てしまった。若い頃は尿蛋白が出やすい体質だったが、加齢と共に尿検査の結果は徐々に改善されていき、ここ数年は毎回A判定だった。そんな流れの中、いきなり腎機能にC判定が出れば、どうしたって意外に思う気持ちと不安が交差してしまう。
問題はeGFRという数値。
調べてみると、

【 糸球体の濾過機能を正確に測定するためには、クリアランス検査というものが必要です。クレアチニンやイヌリンという物質がある一定時間の尿の中にどのくらい排泄され、どのくらい血液の中に残っているかを測定して、濾過機能を評価するものです。正確性は高いのですが、24時間もしくは2時間の尿を溜める必要があり、簡単にはできない検査です。そこで、多くの人のクリアランス検査の結果を利用して作られたのが、eGFR(推算糸球体濾過値estimated Glemerular Filtration Rate)というものです。これは、血清クレアチニン値、年齢、性別から推算するもので、多くの医療施設で腎臓の機能を表す値として最も多く使用されています。】
(以上は東京女子医科大学病院 腎臓病総合医療センターのHPより抜粋)

このeGFR、数値的には正常値に対して0.8ポイント足りないだけだが、何となく気になってしまう。
腎臓に嚢胞が多いという点が関係しているのだろうか。私の場合、単に多いだけではなく、嚢胞の中に嚢胞ができるという、やや微妙な状態にある。陽和会の先生によれば、このケースは稀に癌へ発展する可能性もありうるとのことで、経過観察が必要だとアドバイスを受けた。全くもって背筋が寒くなる。

B判定の常連である脂質代謝も、HDLコレステロールとLDLコレステロールの対比であるLH比で見ればそれほど心配のいらない結果だろう。
<LDL 132 ÷ HDL 71=1.86>
悪玉値÷善玉値=1.5以下なら問題なし、2.0以上になると動脈硬化が疑わしく、2.5以上では既に血栓ができている可能性があり、いつ病気が発症してもおかしくない状態だ。
血圧に関してはここ7~8年間大きな変化がなく、酢の常飲や軽い筋トレ等々は欠かさず実行しているが、あともう一歩下がらないところが悔しくなる。


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