人生の黄昏・不健康な日々

先日、遂に年金を申請してきた。これで晴れて高齢者の仲間入りを果たしたわけだ。
日本では65歳から74歳までを前期高齢者、そして75歳以降を後期高齢者として定義付けられているようだが、定義自体に曖昧な部分が多く、これについては個々様々な見解があろうかと思う。しかし、この65歳という年齢は、闇雲に決められたものではないことも経験上理解できる。

私は同世代の諸氏と較べると大概若く見られ、体力等々では平均以上だと自負しているが、一方ではこれまで経験のなかった変化が、少しづつ表面化してきたことも確かである。

今年の6月21日に、足慣らしを兼ねて市道山までのピストンを決行。ところが上り返しが連発するシンドイ道が延々と続き、復路の後半戦に入ると次第に右膝に痛みが出始めて、終いには半べそをかきながらの下山となってしまった。それでも2~3日すれば治ると高を括っていたが、何とこの時のダメージがいまだに残っていて、自転車通勤にも影響が出てきている。

休日のランチ作りは楽しい。メニューの殆どは好物の麺類で、得意なのはスパゲティー。中でもニンニクを使ったPeperoncinoはちょいと自信がある。この頃嵌っているビーンズサラダを添えて、冷酒もちょっぴりいただく。
美味いものにアルコールが加われば、当然眠気が襲う。よって食後は決まって2時間ほどの昼寝をとる。
以前はこの昼寝をすると、夜、床へ入る時刻は決まって眠った分だけずれ込んだものだが、最近では昼寝を倍の4時間とっても、夜は10時になると必ず瞼が落ちてくる。おまけに寝付きも悪くない。常に疲労が抜けないのか??
定かでないが、要は94歳になるうちの親父と同様に、いくらでも寝れるようになったということだ。正直なところ、こんな自分が怖い。

10日は木曜で店の定休日、翌日11日は特休、そして12日は台風19号の影響で臨時休業となった。連休中2日間は雨天だったので、出掛けることもなく、家で読書やDVD鑑賞をしていた。すると目が疲れ果ててしまい、致し方なくごろごろと過ごしていたら、妙な怠さに苛まれ、ウンザリ感がピークに達した。
この時ふと思った。「リタイヤしたら毎日がこれか?!」
好きな写真撮影だって毎日はできないし、それ以前に金が続かない。自転車で多摩湖へサイクリングも一考だが、恐らく三日坊主になるだろう。
改めてこうした不健康な日々を考えると、仕事から解放されたい気持ちも半分萎えてしまう。やはり安易なリタイヤは考えものか…。
うむむ、、、葛藤、葛藤、葛藤、、、


「人生の黄昏・不健康な日々」への2件のフィードバック

  1. 誕生日おめでとう。
    年を取ると膝に来ますね。私もジョギングをしていて10数キロ超えると膝が痛くなります。でも寝つきが良いのはうらやましい。私は薬を投入しないと眠れないです。
    カズ

    1. メッセージをいただきありがとう。
      お互い気が付いたら高齢者ですね。これからは何より体を大事にしなきゃとつくづく感じますよ。
      来週には年に一度の健康診断があるんで、その結果が楽しみ?かな。
      ここ数年、血圧、コレステロール、血糖値にはいつもアラームが付きますし、右腎臓の嚢胞は要経過観察になっています。

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