惹きつける要素

akadake

先日、山行計画を立てていた時、何度となく辛い膝痛に苛まれながらも、よくぞめげずに山歩きを続けてきたものだと、ふと自分に感心してしまった。山は被写体の宝庫に違いないが、心惹かれるシーンは別に山でなくてもいたるところに存在するわけで、別段大きな理由にはなっていない。
毎度、はーはーぜーぜー、辛くて痛くて汗かいて、、、
表だって良いことはひとつもなさそうだが、久しく遠ざかれば、自然と目が山へと向うから不思議になる。
何故だろう、、、
うまい空気を吸いたい、景観を楽しめる、いい汗かける、喧騒から脱出できる等々、様々な魅力を放つ山歩きだが、落ち着いて考えると、どれも本来の惹きつける要素とは違うような気がしてならない。
これに対し、滑りやすい岩場、狭く傾斜している巻き道、足場の悪い急な下り等々は、山歩きに於て最も慎重に行動しなければならない要注意ポイントであり、疲れた体にはハードこの上ない要素だが、自分でも気が付かぬうちに、何とその要注意ポイントの某かに惹かれているような感じなのだ。
初めての山に対しては、必ず事前にwebから情報を集める。ヤマレコから個人のブログまでひととおり目を通しているが、その際のコメントの中に、「正に心臓破り」、「鎖場の連続」、「3点支持必須」、「目が眩むような」、「初心者には難しい」等々の一節が出てくると、一瞬怯んでしまう反面、怖いもの見たさの欲求も膨らんでいく。
どちらかと言えば、辛さや緊張感を伴うコースの方が、意外な被写体を見つけることが多く、【メイン写真】の私にとっては、この辺りが潜在的に惹かれる要因になっているのかもしれない。


「惹きつける要素」への2件のフィードバック

  1. 山は、はまるよね。と言いつつ今、スナップ写真の勉強中です。
    又、一緒に登山撮影、お供させて下さい。

    1. 昨日20日(火)~今日21日(水)で行ってきましたよぉ~~山☆
      最高のコンディションのもと、ビッグビュー、紅葉、そして温泉を楽しみました!

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