頭を抱える事態 その7

新規感染者の減少が続き、遂に緊急事態宣言は解除された。
やはり数値が良い傾向を示し続けると、先が見えてくるような気がして安堵感を覚える。但、久々となる解放感に市民が浮かれ過ぎ、気が緩まないかと心配だ。諸外国の例のように、第2、第3のぶり返しが起こると再び振出しに戻ってしまうので、このポイントでの行動は是非々々慎重に行きたいものである。
それにしても、当たり前の日常にあるちょっとした自由が利かなくなるだけで、これほどストレスが溜まるものかと、今回のコロナ騒動では随分と勉強になった。
思いがけなかったのがマスクの着用。付けた瞬間に鼻の周りが痒くなったり、老眼鏡を掛けるとレンズが曇ったりと、非常に鬱陶しいのだ。これまで花粉症やインフルエンザの季節でもマスクを着けたことはないので、慣れていないこともある。それと情報によれば、通常のマスクだと防御力は殆ど認められず、咳をした際に周囲への飛散を少々軽減できるというレベルらしい。但、マスクを付けずに歩いていると、厳しい視線を浴びることがたまにあるのだ。常識の欠片もないおっさんだと思われているのだろうが、スーパーの店内だったり、そこそこ人が集まる公共の場だったら頷けても、わざわざ人通りの少ない早朝や深夜を選んで犬の散歩をしているのに、そのような目つきで見られると正直ムッとくる。
自粛警察ってな輩がいるらしいが、彼らの行動には本当に腹が立つ。

さて、話は変わって、、、
最近になって散歩のお供にリコーのGRを持って出ることが多くなった。ジーンズの尻ポケットにスルッと入るし、また頑強にできているので、しゃがんでも壊れそうにないからだ。
そんなことで、先週の休日にGRを様々なSituationで試してみた。
やはりすぐに感じたのは手振れ補正機能のない不便さである。手振れ補正に馴染んでしまった昨今では、これがない撮影には中々の緊張を強いられる。脇を絞め、シャッター速度1/30秒を限度にすれば、7割方ぶれずに撮れるが、夕方の公園などではISOをマキシム近くまで上げないとその限度内に収まらない。ところがさすがに旧型。試しにISOを限度の1600まで上げると、待ってましたとばかりにノイズが乗ってくる。そもそもGRの発売は2005年とかなり前。当時の感度性能は何処のメーカーも甚だ低く、デジイチのD100でさえ800まで上げるとざらつきが確認できた。こう考えれば今どきのカメラは本当に凄いの一言。一昔前だったら三脚を使わなければ絶対に撮れなかったシーンを手持ちでやれちゃうのだから。
思い越してみれば、私のレンズ遍歴の発端は、シャッター速度を稼ぎたいがために高価だがf値の小さい明るいレンズを入手することだった。それが今は強力な手振れ補正機能と、飛躍的に向上した高感度性能のおかげで、f値に頼らなくても、殆どのSituationで十二分なシャッター速度を稼げるようになったのだ。本当にいい時代である。


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