ますます顔がこわくなってきた

 今回の散々な結果を目の前にして、果たして自公は目を覚ますだろうか。
 大昔から自民党は巨艦主義を貫いてきた。
「我々が乗っているのは戦艦大和なんだから沈むわけがない。ちんまい敵艦が回りでいくら騒いだって屁でもないぜ!」
 自分たちの立場は盤石。だったら“大先生”になった喜びを満喫しようじゃないかと、私腹を肥やすためなら悪事だろうが何だろうがやり放題。権力をふるい、金を動かし、それこそ長い間日本という国を私物化してきたのだ。こりゃ~たまったもんじゃない。
 物価高、少子化、伸び悩む賃金、停滞する経済、不穏な東アジアの安全保障環境等々、課題は山積みですよ。なのに具体的な対応策を示せないどころか、そもそもやる気が伝わってこない。これじゃ国民だって引いてしまう。しかも昨今、衆院では過半数を持てなくなり、予算成立のためならばと、その時だけは不自然な笑みを保ちつつ、野党が求める政策をすいっと受け入れるんだから呆れる。リーダー石破のポリシーと情熱はいったいどこへ行ったのか。それと状況が悪くなると、すぐ「責任を取る!」と簡単に口に出すが、あれはやめてほしい。責任を取るという真の意味を、ちゃんと誰かに教えてもらおう。
 古い考え方と慣習から抜けられない自公の先生たちへ言いたい。新たな時代の戦法による攻撃を受けたら、不沈艦のはずの戦艦大和があっけなく沈んでしまったじゃないですかと。


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