12月8日(日)。バンド仲間が“ライブ付き忘年会”なるものを音楽スタジオにて開催、我が“きしろばんど”も参加し、奏って、飲んで、食べて、駄弁って、歌って踊ってと、最高潮に盛り上がった、、、
と、それはいいのだが、気合いを入れようとコップに注いだスリーフィンガーほどの焼酎を舐めていたら、とたんに酔いが回り、演奏中にカンペを見ても文字がぼやけて追えなかったり、はたまたギターのフレットを押さえ間違ったりと、なんともいただけない体たらく。これまでになかったことなのでややびっくり。決して威張れることではないが、私は酒にめっぽう強い、、、はずである。
翌日。午前中から女房のスマホの機種変更につきあった。向かったのはauショップ武蔵境。データの移行やらなんやで、待ち時間は1時間弱ほどかかり、持参した文庫本、佐々木譲著【エトロフ発緊急電】がずいぶんと進んだ。
「向かいの東大楼、今日は定休日みたい」
「だったらひさしぶりに王将いこうか」
すきっぷ通りには餃子の王将・武蔵境駅前店がある。
11時半にもならないのに入口にはウェイティング客が5名ほどいたが、この店は回転がいいのでそれほど待つことはない。案の定、すぐに奥の2名席へと案内された。
メニューを開けばお馴染みのセットがずらっと並ぶ。迷ったらラーメン、餃子、炒飯を取り交ぜたセットにしておけば無難であるが、今回はなぜか限定メニューが気になった。いかにも体が温まりそうな“五目あんかけラーメン”である。
「ねえ、この限定、おいしそうじゃない」
珍しく気が合い二つ注文。結果はGoo。エビとシイタケが肉厚でうま味たっぷり。そしてやや固茹での麺が生姜の効いたコクのあるスープと抜群に合うのだ。塩分のことは無視。スープを一滴も残さず完食。ひさしぶりの王将は正解だった。