ダンスパーティーが咲き始めた

可憐に咲き誇ったモッコウバラが終わると、今度はダンスパーティーの開花が始まった。ダンスパーティーはアジサイ科なので、ジメジメした季節の到来ということになる。
しかし不快指数は上がっても、他の季節にはない生命の躍動を肌で感じられるこの季節は好きだ。
山から街までが新緑に覆われ、様々な虫たちが動き出すと、ふと懐かしい子供時代を思い出す。
友達とクワガタを追って近所の雑木林を二つ三つと廻っていたら、ふと陽がかなり落ちているのに気がついて、慌てて家へ戻ってみれば、怖い顔をした母から、「いいから早くお風呂入りなさい」と言われ、何とも形容しがたい幸せに包まれた。

夏日の休日は、朝からTシャツ短パンで過ごせるのが開放的で良い。
しかもこんな日は意外や撮影ネタが思い浮かぶ。
渇いた喉は水のうまさを改めて感じ、突如グラスに付いた水滴をマクロで覗いたりとかだ。
まだある。
待ってましたの冷やし中華が登場する。本当は年中食べたいところだが、やはりこの季節があってこそ美味しくいただけるのだろう。
そして7月に入れば武蔵野市営プールがオープン。ぎらつく炎天下のもと、きっちりと1,000m泳いだら自宅に戻ってビールをグビッグビッ。つまみはもちろん辛めのチョリソー。炒めて塩コショーを振れば、この上ない肴になる。
さっ、体調を整えて夏を楽しむとするか。


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